ことばおばさん

 3日間ブログをつけてみて、考えたこと。やはり、書く以上は、読んでよかった、と思ってもらえるようなブログを目指したい。内輪話や愚痴は、本人の自己満足やストレス解消以外の何物でもない。読んでよかった、と思えるような文章が続けば、愛読者(?)も増え、また、いつか1冊の本にまとめて出版できるかもしれない・・・(?) (とまた、夢・妄想が膨らみ始めた。いけない、いけない)
 で、どういう内容のブログにすれば、読んでよかったと思ってもらえるかな、と考えたところ、やはり私の場合、ことばとか、本に関する内容がいいのではないか、という結論にたどりついた。
 今日のブログで、半ば故意に用いているのだが、私の発話には、「やはり」「やっぱり」が多いようだ。これは、相手との間に何らかの前提が共有されていることを表す言葉。ポジティブ・ポライトネスの一種だろう。どんなところで用いられ、どんな前提が共有されていると、話し手が想定しているのか、分析してみると面白い。参考文献:森本順子(1994)『話し手の主観を表す副詞について』くろしお出版
 練習問題:「やっぱり、×××だね。」というCMの「やっぱり」について、どのような効果を狙ったものか、説明しなさい。
 話はそれるが、この「名詞+だ+終助詞」は、ひと昔前なら「男言葉」。「女言葉」では、「だ」が省略される(ことになっている/いた)。CMにも、言葉の中性化は反映されている。これも、調べてみると面白い研究テーマである。