絵本

 受講生のDさんの絵本『大好きな道』(リンク集にあります)を姪の誕生日兼七五三のお祝いに贈ったら、大喜びしてもらえました。子供向け絵本には詳しくないので、どのようなものを贈ったら良いかいつも迷うのですが、これでしばらく悩まずにすみます。こちらこそ、良い作品を教えていただいて、有難うございます!
 随分長い間、子供向けの絵本を手にしたことがなかったので、触発されて、風邪で通いつめた内科や薬局で久々に読んでみました。何というか、忘れていた、子供の頃の思いがよみがえってきた気がします。子供だけで過ごす夜が長く不安だったこととか。すぐ隣の町がとっても遠くに思われたこととか。
 大人になっても、こういう気持ちを忘れず抱き続けていてこそ、絵本というのはかけるものなのだなあ、としみじみ思いました。子供の頃は、子供は大人になったことがないから大人の気持ちはわからないけど、大人は以前子供だったのだから子供の気持ちが分かるはずだ、と思っていたのですが、実にあっけなく、どこかに置き忘れてきてしまったと、あらためて感じさせられます。