レポートの添削は役立っていますか?

 日本語学習者の作文指導では、添削に大いに労力と時間をとられますが、そのわりに、効果があがっていないらしいことが指摘されています。赤ペンでぎっしりの書き込みを見ると、がっかりして、いやになってしまうとか。。。


 そこで気になるのは、通信のレポートのコメントです。直接対面で授業ができない分、私はあれやこれや書き込みがちなのですが、皆さんにはどのように受け止められているのでしょうか? やはり、以前、「真っ赤だとがっかりする」という声を聞いたことがあり、時々青ペンを使ったりしているのですが、そういう問題ではないですよね。。。

 合格の場合は、次の課題へまっしぐら、あまりもう見直さないでしょうか?
 不合格の場合は、どのようなコメントがよくわかり、どのようなコメントがわかりにくいでしょうか? いわゆる「正解」はないと言いつつ、やはり、出題した側としては「期待する内容」がないはずはなく、かと言ってそれをそのものずばり書くわけにもいかないので、何となくぼかしながら、伝わるように、わかってね〜!という祈りをこめて書いているのですが、あまり祈りが届いていないような気がすることも少なくありません。抽象的すぎて、何を求めているのかわかりにくかったのだなあ、と反省しています。

 よろしかったら、皆さんのお手元に戻ったレポートで、このコメントはよかった、このコメントはもっと工夫してほしい、というものを具体的に教えてください。スクーリングなどの時もってきていただければ、コピーさせていただきたいな、と思います。他の先生のレポートだとさしさわりがあってはいけないので、まずは、私の反省用に。。。

 どうぞよろしくお願いします。