春うらら

 桜も満開。買いだめもほっと一息。あー忙しかった。あおられまいとは思うものの、つい買ってしまう。。。と言っているうちに明日から4月、新学期も目の前です。

 
 この春、特に3月は、いろいろな研究会やフォーラムに参加できて、大いに刺激を受けました。
コーパス関連のワークショップとシンポジウム、朝ドラと大河にみる方言のシンポジウム、近代語成立をめぐるフォーラム、どれもこれも興味深く、また、知人友人にも会うことができて、いろいろ話に花を咲かせることができました。

 
 本もあれこれ読みました。中でも、衝撃を受けたのは下記の2冊。前者は、言語とは何か、という根本的問題を考えさせられます。近代語のフォーラムでも言及されていましたが、日本語における漢字の位置づけについて考え込んでしまいます。後者は、幕末から明治の激動期にかけての民衆宗教の発生を、政治・経済・社会的にきちんと裏付けつつ説明しています。なるほど、社会科学の方法とはこういうものか、と目を開かれました。


 これらを滋養に、4カ月、頑張っていきたいと思います。今年度も、どうぞよろしくお願いします。

エスペラント―異端の言語 (岩波新書)

エスペラント―異端の言語 (岩波新書)