初詣

 いまだお正月気分が抜けきらず、気づいたら10日もブログを書かないままでした。反省反省。何かちょっとでも気のきいたことを書きたいと思うと、ついつい、ネタにつまります。継続は力なり。不出来でも、目をつぶり、とにかく続けることにしたいと思います。
 特に信心深いわけではないのですが、1月中は寺社参詣に忙しく過ごすこの頃です。若い頃はそうでもなかったのですが、年を重ねるにつれ、やはり、人の力を超えた何らかの存在を思うことが多くなります。
 今朝は、川崎大師に行ってきました。雨だから少しは空いているだろう、とのよみが、見事に的中。お坊さんの講話をお聞きしました。空海の、若き日の修行時代について。エリート官僚コースが約束された大学での勉学に飽き足らず、途中退学。以後山野で修練を積んだそうです。無名の学僧として唐に渡り、彼の地で学才を高く評価され、真言密教の真髄を伝授されたのだとか。大成する人物は、既成のコースからはみ出すことが多いですね。でも、逆は必ずしも真ならず。既成のコースからはみ出した人間が全員大成するわけではありません。悲しいなあ。
 ここ数年、新春は浅草歌舞伎に友人たちと出かけるのが吉例となっています。観劇の前に、浅草寺にお参りに行きます。若手の役者たちの舞台は、未熟さはあっても、エネルギッシュで、未来への可能性が漲り、ベテランの芸の奥深さとはまた違った妙味が味わえます。明日は、この浅草です。こうしてお正月気分に浮かれているうちに、1月も半分近くが過ぎてしまうのですよね。。。次回は、もう少し引き締まった内容を書きたいと思います。今日は、これでご海容のほどを!