オペラ

 週末、鎌倉で、モーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」を鑑賞してきました。先日の浅草歌舞伎もそうですが、やはり、お正月は、賑やかで楽しい出し物が一番だと思います!
 歌舞伎のお富・与三郎も、突然、お富の旦那が実は兄だった、めでたしめでたし、だったのですが、フィガロも、借金のかたに結婚を迫っていた女性が実は母だった! どちらも、現実にはあり得ない! この反動で、近代演劇はリアリズムに走ったのでしょうが、娯楽として見る分には、やはり、この滅茶苦茶さ・馬鹿馬鹿しさ(失礼!)が、たまらない魅力です。昨年夏、さいたまにマルシア・ガルケス作・蜷川演出の「エレンディラ」を見に行きましたが、これもまた意表をつかれる展開の連続でした。
 さて、長かったお正月気分もそろそろ終わりを告げ、仕事に戻らねばと思います。皆さんも、年度内単位修得に向け、頑張ってくださいね!