アフリカ2

 ご無沙汰しました。GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?連休スクーリングに参加なさった方もいらっしゃると思います。息つく間もなく、今週土曜からは、いよいよ、「現代語文法」のスクーリングです。ドキドキ。どうぞよろしくお願いします。

 さて、ギュスターヴさんの我が家でのホームステイは無事終了。今月末のTICAD本会議までの約1ヵ月、引続き日本に滞在なさいます。我が家も、ホスト・ファミリーをつとめるのは初めてで、無理はしない、できる範囲で、をモットーにしたはずだったのですが、予想よりずっと草臥れてしまいました。ギュスターヴさんのお疲れはいかばかりかと、拝察します。
 今回のホームステイの嬉しい誤算は、母が、ギュスターヴさんと大の仲良しになってくれたことでした。人見知りというか、変化を好まないというか、新しいものにはとかく抵抗を示すタチで、それが加齢とともにますます頑固さを加えていっていた今日この頃だったので、実は心配していたのですが、案ずるより生むが安し、母がすべて日本語で押し通してもギュスターヴさんはにこにこ頷いてくださり、「マミー」と呼んでなついてくださり、お別れの朝にはハグまでしていただいて。。。「言葉が違っても、肌の色が違っても、同じ人間どうしなんだからにこっと笑えば通じ合える」などという言葉が自然に母からこぼれたのは、嬉しい驚きでした。
警備が厳しく、TICAD本会議には私たち一般市民は入場できないのですが、直前の5月25日(日)、神奈川県民ホールで市民TICADが開かれ、こちらは自由に入場できるそうです。アフリカ市民社会を代表して登壇する「息子」の晴れ姿を見たいと、母も、参加したいと言い出しました。TICADそのものについては、実効性に疑問の声も少なくないそうですが、こうして、1人でも多くの日本の市民がアフリカに関心を持ち、親近感を持つようになった、というメリットはあるのではないかと思います。
 次回は、鎌倉で出会った小学生たちについて書きたいと思います。