さらにつづき

 そろそろ、スクの補足は最終回にしたいと思いつつ。。。まだまだ色々出て来るかもしれません。


 初日に配布したレジュメの2枚目【考えてみよう・1】ですが、5〜8は意見が出ませんでしたが、OKでしょうか? 5は指示詞、6は移動表現、7・8は授受表現の発表を、それぞれ参照して各自考えておいて下さい。質問があれば、遠慮なく、コメントまたはメールをお寄せ下さい。


 【考えてみよう・2】の(2a)で、「田中くんがぼくに話しかけてきた」ならOK、という発言は、スルドイと思いました。「〜てくる」という視点を伴う表現があれば、主語が変わっても不自然ではない、ということですね。実際の文章(違和感を感じない、ごく自然に見聞きしている文章)は、主語の統一とか、何か1つだけで組み立てられているわけではなく、いろいろな道具をさまざまに組み合せて作られているのだなあ、ということを、今更ながら、ひしひしと感じました。


 Aグループのレジュメにあった吉川先生のHPの文章は、どれも、一読の価値があります。吉川先生は、日本語教育においても文法指導を大変重視なさる方ですので、文法についてひじょうに緻密な論文を書かれています。


 Eグループのコンビニ接客表現について。我が家の近くのセ******では、若いバイトさんは皆、「いらっしゃいませ、こんにちは」「ありがとうございました。またどうぞお越し下さいませ」と挨拶しています。マニュアルがあるのか、先輩が教えるのかはさだかでありませんが。店長やチーフなどある程度以上の年齢で、こちらともすっかり顔馴染みのスタッフさんは、「こんちは〜」「ありがとね〜」など、マニュアルにとらわれない挨拶です。現代の合理化・効率化の象徴のように言われるコンビニですが、地域に長年溶け込めば、昔ながらの商店街のような挨拶になるのは当然だなあ、と思っています。


 昨年は、9月末に翌年の委嘱が大学からあったのですが、今年は、スク最終日になっても届かず、「クビかも。。。」と内心怯えていました。が、晴れて先日、届きました。来年のスクの希望日程を第3希望まで提出するのですが、これまでいつも、第1希望の土曜1期・3期で開講させていただいています。来年度については思案中ですが、前半部第1希望の土曜1期は変更なしだと思います。図書館やPC室の使用の可否や、地方の方の出席の便宜や、季節の問題、他のスケジュールとのかねあいなど、色々悩ましいのですが、すでに私のスクは土曜1期・3期と思って受講計画を立てて下さっている方もいらっしゃる、との風の噂もあり。。。提出締切は今月21日(必着)で、まだ時間がありますので、ご意見・ご要望がありましたら、どうぞお寄せください。


 どうぞよろしくお願いします。