大河ドラマ

 このところ、韓国の歴史大河ドラマにはまっています。
 大学の講義も終わり、平日の午前10時からいそいそと、『大王世宗(テワン・セジョン)』を見ています。まだ、父王の在位中で、世継には長兄がたっており、王位に野心がないとは言えない次兄も異母兄もいて、それぞれに臣下たちの思惑もからみ、はらはらどきどき、毎日中毒のように見ずにはいられなくなっています。


 ハングルを制定したのもセジョンだそうで、歴史に名高い名君、ということは知っていても、具体的エピソードは何一つ知らずにいることをあらためて思います。例えば、アメリカ初代大統領のワシントンについては、桜の木を切ったのは自分だと正直に父に申し出て、云々、といった子どもの頃の話をおそらく誰でも知っていますよね。なのに、すぐ隣の国なのに、何も知らずにいるなんて・・・! 今からでも、隣人たちが当然のように知っているエピソードの数々を学んでいけたらなあ、と思っています。


 日本の大河ドラマが朝ドラ化して久しく、ここへきて、久しぶりに、大河らしい大河に再会できた感じでうれしいです。
 日本の歴史は、もう何度もドラマ化されてしまってネタが尽きた? 
 実はそうでもないはずなのですが、よく知られたネタ以外は評判が芳しくなく、だから、飽きられてしまったいつも同じネタが続くのだとか。
 今年の龍馬伝は、まだ、おもしろいともつまらないとも判断できずにいますが、セジョンは1回見ただけでおもしろさにはまったのだから。。。背景知識はこちらのほうがずっと少ないのですが。。。 昔の龍馬が行くは、名前は聞いたことがありますが、見た記憶はなく、大層な人気だったということですが。。。 
 実は、何を隠そう、私はあまり龍馬について知らないのです。根強い人気を誇るところを見ると、きっと面白いんだろうなあ、と思いつつ、今のところ機会を逸しています。
 中学生のころは仲間内で新撰組が流行り、私は土方さんファンとなり、『燃えよ剣』を愛読していました。函館の郊外で幕府軍の墓が荒れ果てているのを見た時は胸が痛みました。。。