アグス写真展開幕

 3月13日(土)、JICA横浜にてアグス写真展が無事開幕しました。

共同通信配信
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031301000577.html


 朝10時、準備部隊6名が集まる。
 騒ぐばかりで実労働はからきしダメな私たち夫婦と違い、インドネシア班長のSさんは、人知れず、黙々と準備に励み、この日を迎えた。
 アグスの撮影した写真のパネル21枚。それを、(A)98年のスハルト退陣前後の民主化運動の様子、(B)子どもたち、(C)東ティモール独立運動、と3つに分け、テーマごとに解説の文章のパネルを用意してくれていた。写真の配列をわかりやすく図解したシートも準備してくれていた。


 Sさんの指示に従い、会場から借りた脚立に上り、カーテンレールのようなフックにワイヤーをぶら下げていく。(借用物品は事前に細かく申請しなければならず、その場でこれが足りない!ということになっても借りられない。何度も会場の下見に訪れ、ワイヤーやら脚立など必要物品をリストアップして申請する作業は大変だったと思う。私たちにはとてもムリ)
 大きな輪ゴムを切ってワイヤーに結び付ける。両面テープの片面にフックを貼り付け、もう片面に写真パネルを貼る。ガムテープで裏面から補強する。写真パネルの間隔や高さに合わせ、何度も脚立を上り下りしながらこの作業を繰返す。12時、無事完成。
 Sさんは少人数・短時間で簡単に作業できるようにするためにはどのようにすればよいか、1年間考え続けたそうだ。


 12時半には講演会準備が始まる。30分間、昼食の時間が確保できた。
 講師のC氏もすでに到着、NHK国際放送ラジオ・ジャパンのインドネシア語放送のインタビューを受けている。
 放送は3/21(土)、当日の19:30から1週間、オンデマンドでHPから放送が聞けるということだ。


http://www.nhk.or.jp/indoensian


 取材申し込みは、P2のHPを見て、ということだった。こちらからPRしたわけではない。知る人ぞ知るHP、知らない人は全く知らないHPで、偶然たどりつくようなサイトではない。ジャーナリストのアンテナの鋭さに驚く。アグスは、また、インドネシアでも東ティモールでもかなり知られている、という。あらためてその残した影響力の大きさを思う。


 写真展は28(日)お昼まで。午後からは撤収作業です。
 講演会の様子は、次回ブログで。


http://p2aid.com